療育から学んだ私にも大切なこと

人との関係や気持ちが楽になるヒントがいっぱい

始点と終点② ”お~し~まい” というケジメ

療育に携わって ”終わりがわかることが大切” というフレーズを聞いたときに、私はう~んと唸ってしまいました「わたし、それ、出来てないかも・・」と。 例えば、一つの行為から次の行為に移る時。靴を揃えるとか、椅子を引くとか。一度物を基の場所にすべて片付けてから次にいくとか、あげればキリがありません。それから、20代のとき、習い事を辞めるときにきちんと理由を伝えられずに辞めたことも思い出しました。始める時は勢いよく始めるけど、終わりは、、、上手く出来なかった。そんなことがぐるりと頭の中で思いだされ ”そうか、終わりをきちんとするって大事なんだなあ” という再認識しました

 私事ですが、3月30日生まれで体も小さかった私は集団生活に入った当初、周りについていくのが精いっぱいで、次のこと次のことに気持ちがいって、きちんと終わるなんて考えていたら、みんなについていけなかった。もともとのんびしした性格もあると思いますが、子ども時代の影響も大きいと思っています。そんな私が、大人になって今一度 ”終わりの大切さ”を意識することで、私は自分の中がとても整理される感覚がありました。

” 物事の終わり、一日の終わり、ひとつのひとつの終わりをもうちょっと大切にしたら、また少しすっきり生きられそう" そんな気づきでした

 

療育では、絵本を読み終えた時、ひとつの活動の終わりに、ジェスチャー(両手をひろげて前に出して握りながら下ろす)をしながら「お~し~まい」と伝えていました。私は、無意識に、日常生活できっぱり何かを辞めたいとき、これをやることがありますが、不思議とふんぎりが着きます。人目があったらエアでも効果あり。

宜しかったらお試しあれ^^